冬の羅臼に集まるオオワシ・オジロワシ
知床羅臼の海岸には、冬の1-3月の間、数百羽のオオワシ・オジロワシが集結します。流氷が来る前の1月下旬ー2月中旬には、海面に浮かぶ魚を急降下で捕捉するダイナミックな狩りの様子を至近距離で観察撮影することができます。 また、流氷がやって来る2月中旬から3月第1週までの期間は、流氷上に集結するワシたちの群れ、魚を奪い合う激しい闘いの様子などをやはり至近距離から観察撮影できます。

少人数、長時間クルーズだからできる、美しい光景を作る給餌
観察撮影時間の短い通常の観光船とは異なり、短時間に多くのワシたちを呼び寄せる必要がない為、ワシたちの本来の生態、運動能力を引き出す事ができる、ゆっくりとした給餌方法を採っております。 ワシが集まり過ぎて美しい絵にならない、カラスやカモメが映り込んでしまうという状況を極力排除するため、原則として動物写真家がガイドとして同乗し、給餌方法や船の向きなどを管理調整します。 たとえば、船首に小さな魚を撒きカラスとカモメを引き寄せ、船尾に凍った大きな魚を間隔をおいて投げる事で、ワシたちのダイナミックな動きを引き出し、美しい流氷原の光景を作りだします。

快適で温かいクルーザータイプのチャーター船
流氷の海での長時間の撮影を快適に過ごせるよう、暖房の効いた温かいチキャビンを持つクルーザータイプの船を使用します。 ワシたちの動きや食欲に合わせて、十分に休憩を取りながら快適な撮影をお楽しみ下さい。 船の中では飲食自由です。 流氷の海は、氷が波を消してくれるため、湖のように穏やかです。 流氷が来る前の撮影でも、風の当たらない岸のそばに船を定位させるため、船酔いの心配はほとんどありません。 船が苦手な方、寒さが苦手な方でも安心してご参加いただけます。

最適な撮影機材
オオワシは翼長2mの世界最大の海鷲であり、船との距離は10-50m程度の近距離であるため、フルサイズカメラで100-400mm程度の手持ち撮影できる望遠ズームが最適です。 三脚使用は、船が氷に当たり頻繁にカメラが転倒すること、頻繁に撮影位置を変える必要があること、船のエンジン振動がカメラに伝わること、オオワシの素早い上下運動を追えないことなどの理由でお勧めしません。 ワシとの距離が素早く変化するため、フォーカスの早いズームレンズが最適で、600mm単焦点レンズは不向きです。
出航場所 出航時間 料金 予約
出航場所:知床羅臼港 出航時間 午前8時
航海時間:6時間前後(天候、ワシの状況により短縮される事があります。)
運航:北の知床観光
出航予定日:2018年2月15,16,17,18日
料金:乗船人数により料金が変わります。以下はお1人当たりの料金です。 (小学生以下半額)
8名 | 9名 | 10名 | 11名 | 12名以上 |
---|---|---|---|---|
20000円 | 19000円 | 17000円 | 16000円 | 15000円 |
予約:お1人様からご予約可能です。 最小催行人数8名
メールにてご予約を承ります。 tours@greenonblue.xsrv.jp
乗船希望日、代表者名、人数、乗船前日に連絡可能な電話番号をお知らせ下さい。
「冬季は降雪強風等で羅臼周辺の道路状況が悪化することがあります。 乗船前日は羅臼町内に宿泊されることを強くお勧めいたします。」
